「竹」のある暮らし
2013.05.14 update
一般的な木材の場合、伐採ができるまでに数十年かかります。
それに比べ、竹は一年で成木になります。
3~5年、冬場の寒い時期や夏場の暑い時期を耐えたものは身が締まり、材料として使用できるようになります。
これは他の木材に比べて伐採までの期間が格段に短いといえます。
また、地下茎によって自らの力で毎年増えるため、植林の必要が無いので、資源が枯渇することがありません。
「竹」は、人にも環境にもやさしい素材として、世界中で注目されています。
カゴや台所用品など、古くから日本の暮らしに溶け込んできた「竹」。
加工技術の開発により、現在では竹集成材を利用した竹家具まで作られています。
竹の繊維は、強化プラスチックの繊維と同じように最小量の強化繊維で最大の強度を発揮するように組織されて
いると考えられており、竹集成材の強度は、金属と木材の中間の強度を持っているといわれます。
竹集成材特有でもある小口の導管模様や表面の積層模様などを活かし、さまざまなデザイン・フォルムとなって
竹の力強さや美しさを表現しています。
また、竹は耐久性に優れるだけでなく、抗菌・脱臭効果もあります。
竹には「テルペン」と呼ばれる芳香物質が含まれており、リラックス効果や、精神を落ちつかせる作用などを
もたらすといわれています。
竹は、ゆとりとやすらぎのインテリア空間を演出することができます。
中村谷では、竹を使用した商品をたくさん取り揃えております。
これから夏に向けてお部屋の模様替えに「竹」を使ってみてはいかがでしょうか。
中村谷オンラインショップでもご購入いただけます。
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